思わず私は、星莉ちゃんとるるに抱きついた。 教室のやや真ん中らへんの位置だけれど、そんなの気にならない。 「それにさ〜、 望和が嫉妬してるところ凄く可愛いし!!」 「か、可愛い?!」 ...あ、思わず叫んでしまった。 クラスメイトの目線が一気に私の方へ集まる。 恥ずかしさで顔が熱くなる。 顔に血液が集まっているような感じがする。 私、今すごく顔あかいだろうなぁ。 そういえば... 唯くんは、私がるると唯くんが仲良く話していることに嫉妬したという出来事を知っているのだろうか。