「望和!さっきから眉毛下がってるよ? もーーー、怒ってないから!!!」 「まっ、眉毛下がってた?!」 「下がってたよ〜。 なんかさ望和が嫉妬するんだな〜って思った(笑)」 「ごめんなさい...。 ただ唯くんとるるが仲良く話してるだけっていうのは知ってたのに。」 「その顔。望和らしくないよ〜!!」 そう言いながら、るるが私の顔をほっぺたを両手でぎゅっとはさんだ。 顔がシワシワになって、 でも自然と笑顔が溢れてきた。 先ほどの不安が一気に吹っ飛んだ。