翌日はすぐに親友の女友達に愚痴った。
まず、たまたま部活帰りに会った、中学の部活でペアを組んでくれていた親友。
お互いの高校が至近距離だから、部活の終わる時間さえ合えばバスなんかで会うことができる。
事情を話すと、そもそも私が彼氏と付き合ってることを知らなかった彼女は驚嘆しつつ、当然のように「早く別れなさい」と私に言った。
ここで少しまた説明を加えると、私が彼氏を好きになったのは中学3年生の9月。
体育祭で走る姿に一目惚れして、たまたま席が近かったから沢山沢山話しかけた。
矢先にたまたま彼も含めて男女のグループでカラオケに行くことになり、そこでLINEを交換。
それまではクラス内でも全く話さなかったのに、少しずつ少しずつ仲良くなって。
11月。知り合ってわずか2ヶ月で私は彼に人生初の告白をした。結果は、保留。
ところが色々あって、高校生になってからも友好関係が続いていた私達は半年後の5月に付き合うことになったのだ。
「別れたら、すぐに彼氏のLINEは消すのよ。連絡も一切とらないこと。いい?あと、ストーカー事案が怖いから別れ話は下から言うこと。」
なんで恋愛経験ないのにこの子のアドバイスはいつも的確なんだろうと思いつつ、感謝しながら「分かった」としっかり頷いた。
マク○ナルドでポテト奢るよと言ってくれたので、結局店内で今までたまっていた不満や不安を一気に彼女にぶちまけた。
