もしかしたらOK、出すのかな。 不安でいっぱいになりながら、 二人の会話を待った。 君の親友はいった。 「お前が好きって言ってた亜美って人、どこにいんの?」 君はその瞬間、顔を真っ赤にさせて こっちの様子を伺ってきて、 急いでその親友を掴んで教室から出ていった。 やけに、長い時間が過ぎたような気がした。 私はその日の夕食も喉を通らなかった。