「神那さん、輸血だけしてます。
あと頼んます」
「分かった」
「じゃあ俺現場戻ります」
患者を引き継ぐとオペ室へと走る。
オペの最中、PHSが震えた。
「何?」
今は手が離せない為、看護師にPHSを耳に宛てて貰う。
『青島だ。
そっちの状況はどうだ?』
「助ける、そっちは?」
尋ねたことと違う言葉が返って来ても動じないのが青島という男である。
『縫合終わってヘリ患者待ちだ。
さっき連絡入った』
「青島」
『ん?』
「その患者…頼んだよ」
『あぁ』
そう言うと通話は切れた。
「神那先生どうでした?」
ヘリポートで尋ねる。
「大丈夫だ」
「そうですか…?」
「あぁ。
あいつが助けると言ったんだ。
だから大丈夫だ、心配ない」
「そんなの…分からないじゃないですか。
神那先生だって普通の人間だって学びました。
死なせるのが怖いから、助けるって言ったのかもしれませんよ?
自分に暗示をかけているのかも…」
あと頼んます」
「分かった」
「じゃあ俺現場戻ります」
患者を引き継ぐとオペ室へと走る。
オペの最中、PHSが震えた。
「何?」
今は手が離せない為、看護師にPHSを耳に宛てて貰う。
『青島だ。
そっちの状況はどうだ?』
「助ける、そっちは?」
尋ねたことと違う言葉が返って来ても動じないのが青島という男である。
『縫合終わってヘリ患者待ちだ。
さっき連絡入った』
「青島」
『ん?』
「その患者…頼んだよ」
『あぁ』
そう言うと通話は切れた。
「神那先生どうでした?」
ヘリポートで尋ねる。
「大丈夫だ」
「そうですか…?」
「あぁ。
あいつが助けると言ったんだ。
だから大丈夫だ、心配ない」
「そんなの…分からないじゃないですか。
神那先生だって普通の人間だって学びました。
死なせるのが怖いから、助けるって言ったのかもしれませんよ?
自分に暗示をかけているのかも…」

