「ねぇ、なんか隠してるでしょ」

にやにやと天翔の方を振り返る。

「あーもう、ちょっとどけ」

少しイラつきつつ私をどかすと、おもむろに上の服を脱ぎ始めた。

「え、ちょっとなにしてるの!?」


慌てて止めようとすると衝撃的なものが目に飛び込んできた。


天翔の背中に


龍の刺青


「…え?これを隠すために?」