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只今、向き合っております。

ちなみに、優弥の家へ帰ってきています。

机挟んで、向き合っております。


「で?お前らは、どんな知り合いだよ」

「「えぇっと~」」

「「……」」

「「莉桜の……」」

「「……」」

「1人ずつ喋れよっ!」


優弥のツッコミに、あたしたち二人は聞く。


「「どっちから?」」

「んなもん、どっちでもいいだろっ!!」

「「じゃあ、そっちから」」


と、お互いにお互いを指を指した状態。

……あれ?


「優弥、震えてない?大丈夫?もしかして……、風邪でも引いた!?バカも風邪って引くの!?」


あたしがそう言うと優弥は、


「ちょっと黙ろうか」


と、言った。

般若みたいな、おっそろしい顔で……。


「……ハイ……」