そこからはほとんど、何も覚えていない。 気がつけば、瑠奈の……お葬式だった。 瑠奈は、棺桶の中で綺麗に眠っていた。 今にも、おはよーって、起きてきそうなほど安らかに……。 でも、それは絶対に有り得ない。 だって瑠奈は……、私の事を庇って、大型トラックに轢かれたんだから。 あぁ、そっか……。 私が瑠奈を ────コロシタンダ─────