王宮暮し


sideーニーナ
なんだか今日はいろいろあって、疲れてしまったわ。

でも、休むにはまだ早いし…

あっ。まだ知らないことがたくさんあるし、これから長い付き合いになるのだから、レオとお話でもしようかしら。

「レオ。私が眠りにつくまで、お話しましょう?」

「かしこまりました。ニーナ様」

「さぁ、さっそく私の部屋へいきましょう!」
私はレオの手を取り自分の部屋へ向かった。

部屋につく直前。

「ニーナ様。ティーはいかがですか?今日は疲れたと思いますし、お茶を飲んでリラックスされてはどうですか?」

「それもそうね…頂こうかしら」

「それでは持って参ります」

「着替えてから、部屋に行くわ」
「僕もすぐに向かいます」

私はレオと別れた後、正装用のドレス脱ぐため、着替えに行った。