秘めた想い

びっくりした。



本当に気づかれてるとは。



しかも謝ってくるから。



「優己。やっぱ気づいてたんだね」



「うん。ごめんね。」



「てかさー謝んないでよ。
虚しくなるわー」



この言葉が刺さったのか
優己がちょっと動揺した。




「でも 相手が優己じゃ
応援するしかないよ^^

応援してるよ。優己」



なぜか泣き出す優己。



こっちまで泣きそうになる。



「うん///ありがとう小春」



「もーいーや!
奏太よりいい男見つけて
優己より幸せになってやるーー!」



教室いっぱいに声が響いた。



2人の笑い声も。