束縛彼女


ある日のことである。
日曜の朝。未梨からのLINEで目が覚めた。

ピロリン♪

なんだー?と思ってスマホを開く。
未梨からのLINEは、

「今日って暇?」

だった。もちろん暇だから、こんな朝の9時までぐーたら寝ているわけで。

「暇だよ」

と即返信をした。

「あーよかったー、じゃあ、遊ぼ?
12時半に駅前のマック集合で」

「OK」

デートはまだ二回しかしたことがない。と言っても、まだ2週間なのだから普通といえば普通だが。

お互い登下校は友達とするので、会うのは学校の休み時間のみ。

そうとは言うが、休み時間毎回うちのクラスに来ているのだから、一緒に過ごしている時間はほかのカップルより長いのかもしれない。

俺は、ゆっくり起きると、ゆっくりとトーストの朝食を食べならテレビを見て、歯磨きをして、着替えて髪をセットした。

ちょうど12時。
早めについてるには丁度いいだろう。

そう思い、玄関を出た。

街は今日も明るく、春を終えて夏を迎える準備に追われているように、たくさんの気が緑色へと変わっていく。

駅前につくと、彼女はもうついていた。

待ち合わせ十分前。

未梨はこんなに早く来るほどマメだったかな?とか思いながら、

「おはよう、行こうか」

って、とりあえず並んで歩き出した。