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あたしが頭にはてなマークを浮かべていると


「だーかーら!この騒ぎの原因はうちの学年のイケメン!って言ってんの!」


「え?なんでイケメンだけで騒ぎになるのさ」


「ったく莉愛は。女ってのはねぇイケメンに目がないのよ。」


あたしや莉愛は例外だけど。と加えて説明してくれた。


「ふーん。イケメンさんも大変だねぇ」


「まあ、あれだけ容姿が整ってればね」


「なんですずは知ってたの?」


「はぁ。この学校じゃ知らないの莉愛くらいだからね!?」


「そんな有名なの!?」


「そうよ!ほらあそこにいるでしょ」


「どこ~?ってえ、、、?」


え?なんで、、?


「あの2人組が、、って莉愛?どうしたの?」


「あ、ううん!なんでもない」


なんであの人がここに…?


すずが指さしたのは昨日あたしを助けてくれた優しい茶髪のイケメンさんだった。


え?同い年…?しかも同じ学校!?!?
どうりで家が近くて名前も聞いたことあったわけだ…