ーーーピピピピピピ

ガチャっ

「ふぁ~7時か」


「って、え!? 7時!?」


「やばいやばい遅刻しちゃう!」


昨日、あの後家に帰ってもあの人のおかげか震えなくなっていてゆっくり寝れたんだ。

いや、ゆっくり寝すぎたんだけど。


「もう一度お礼言いたいなぁ」


「なんて。会えるわけないか」


私は淡い期待をしながら誰もいない家で急いで用意をしていたんだ


「行ってきます!」


誰もいない家に一応挨拶をし、私は学校へと走った


ーーーーーガラッ


「ハァハァっ間に合った~」



「おはよう莉愛。また寝坊?」


「そうなの!マジ焦った~」


「ハハッ間に合ってよかったね。ほらもう先生くるよ」


「あ、ほんとだヤバ!」


無事に間に合った私はいつもと変わらない日常を過ごしていた。