そう思った隼斗は、「出かけてくる」と言って家を出た。 向かう先は。 ────近未来研究所 少し歩いたところにあるいかにも怪しそうな名前のそこでは、いろいろな薬を開発し、実験しているらしい。 普段だったら不気味で近づきもしないその場所へ、足が勝手に向かっていた。 そこへ行けば、過去へ戻れる薬があるかもしれない。 お母さんとお父さんが出会ったのは、高校生の時って聞いたことがある。 その時期まで戻って、2人を引き離せば……