「じゃあまた明日ね!ファイト」
夕方になり、美月は手を振って帰っていった。
空がキレイに赤く染まっている。
まだ外は寒い。
空に後押しされてるような感覚になって。
「がんばろ……」
小さい声でそう言って、あたしは家の中に入った。
その日の夜は、固まったチョコをラッピングした。
隼斗の顔を思い浮かべながら。
美月ほど上手くはないけど、我ながらいい出来だと思う。
その後は、余計なことは考えずにご飯食べて、お風呂に入って、ベッドへいった。
考え出したらまたいつもみたいにグルグルして、結局「やっぱりやめよう」ってなるのが目に見えてるから。
意思が固まってるうちに、何も考えずに寝たい。
布団に入ったあたしは強制的に目をつぶり、眠りに落ちた。

