近くの映画館へ向かおうと外へ出ると、日曜日ってこともあって人で溢れかえっていた。 ドンっ─── なにかが足にぶつかり、下を見ると。 「──っ。わぁ〜ん」 え、男の子!? 「ごめんね。大丈夫?」 急いでかかんで転んでしまった男の子を立たせるが、簡単には泣きやまない。 「ままぁ〜〜」 「この子、迷子じゃない?」 美月の言葉に焦った。 どうしよう…… どうするべき?