瞳に映るキミ




真っ暗な世界は、時間の感覚まで奪う。

どれだけの時間が経ったのだろう…
あれから、1度もお父さんは部屋に入ってこない。

ドアが開けられることもないから、光が差すこともない。




お母さん…どうして、私を家に残したの?

どうして私も連れていってくれなかったの?


全身が痛い…。頭も喉も痛い。


声が出ない…嫌だよ…助けてよ…。



もう、こんな世界…嫌だ。

早く楽になりたい…。


暗闇が変わることは無いので、まだ動悸がおさまらない…息苦しい。



私はこのまま、死ぬのかナ…