「え、もう遅いから泊まっていけば?」
「そうそう。総長と、桃ちゃんと、智也はここで住んでいるから泊まれるよ?」
双子の言葉に違和感を覚える。
「総長?」
私の言葉に、返事をしたのは智也だった。
「俺たちは、白夜会って言う暴走族なんだよ。まあ、滅多にバイクで走ることは少ないけど。で、廉さんが総長。」
予想が当たった。にしても、滅多にバイクで走らない暴走族って…。
「まあ、基本みんないい人だからいつでも遊びにおいでよ。晴ちゃんならいつでも大歓迎。」
「ありがとう。…でも今日はやっぱり帰るね。」
私は部屋を出て、倉庫をあとにした。

