瞳に映るキミ




それにしても、遅くないか?
2時間ぐらい経っているけど…。


「ただいまー。」
明るい桃子の声が倉庫に響き、2人が帰ってきたことを知らせた。


「おかえり、桃ちゃん。」
「なんかあったの?」

桃子は少し言いにくそうに俯くと、総長の顔を見た。
「桃子の補聴器が壊れたから、新しいのを貰いに行っていただけだ。」

なんだ、デートかと思ったのに。
「「つまんなーい。」」

俺と同じことを思ったのか双子が声を合わせてそう言うけど、そろそろその態度やめないと総長に一発殴られそう。