瞳に映るキミ




「総長!…俺もわからないです。喧嘩とかでは無さそうですが…。」

「そうか。」



総長や、太一さんがベンチに近づくので俺もあとに続いた。


「あ…朝の自殺女。」

ベンチで倒れているのが、朝の変な女だと気付き、つい声を出してしまった。


「智也の知り合い?」
「あ、知り合いという程ではないんですが…朝屋上のフェンスを乗り越えようとしていて…。」


「まじかよ。」


「でも…自殺をするような雰囲気ではなかったんです。下に降りるのが面倒だと…。結局、階段で降りていったんですが。」