天使の涙

屋上に彼を残して来ちゃったけど大丈夫だよね?


……信じても裏切られるだけ。なら、信じなければいいわけで。


スマホに入ってる友達の数なんて少ない。ほとど、いないって言っても過言ではない。


「あれ? まさか、天野さん?」
「えー、嘘ぉ! 会いたかったよ〜!」
「どこの高校に行ったの?」


こいつら、よくわたしの前に出てこられるな。


「ねぇねえ、また、遊ぼうよ」


怖い。気持ち悪い。


せっかくこいつらと一緒にないように遠い学校を選んだっていうのにまた、会わなきゃいけないんだ。


「……お前、うざいんだよ」