「どうかな」

下を向いたまま、目線だけを私に向ける。
私は一瞬で火がついたように、ボッ!と顔が赤くなる。のを、感じた。

「よっしー・・」

「あ、答えは今すぐじゃなくていいから。その・・考えといて!」

スポーツバックを持ち、歩きだそうとするよっしー。

「待って!」

「え!?」

「ま、待って。」