トモダチ

「いや、みんながやっちゃえばー?って言うからじゃあ、やってって言ったでしょー?」

笑いながら言う由那。

「まぁね〜」

菜穂‥。菜穂を親友だと思っていたのは私だけなのかも知れない。

菜穂は私のことを、どう思ってたんだろ。

私は‥もう‥下層のクラスの生徒ってことなのか‥
自分がリーダーだった時のことを、思い出す。

すごく心地がよかった。みんなが周りに寄ってくる。みんなが私を褒める。

でも、もう今は誰も私の味方じゃない。

今はもう‥少し前までの私じゃない。