多分勇さんはここから少し離れてるし、
私と要くんもそんな大きな声で話してないから
内容まで聞かれてないと思うけど……
(今の会話聞かれてたら
私が好きなこと勇さんにバレちゃってたよねきっと……っ。)
私は 勇さんが少し離れて立ってくれていたことに少し安堵しながら
要くんを見上げた。
「そ、そんなのじゃないから…。
普通に!遊びに来てるだけ!」
「ふーん?」
「そ、その顔やめてよ…!違うったら!」
「あはは、はいはい。」
要くんは私の慌てる姿を見ながら
クスクスと笑って
そして
からかうように私をいじると
ムキになる私に
笑いながら謝った。
そして笑い終えると
爽やかな微笑みを浮かべながら
私の方を見る。
「じゃあね北澤。楽しんでね。」
「あ、ありがとう…。要くんもね!」
要くんは
勇さんと私をもう1度見て
微笑みながらそう言うと
ヒラヒラと手を振って
私達と別れた。
私も要くんに手を振って
別れを告げると
急いで勇さんのところへ戻る。

