(お、お兄さん………。)
私はそんな要くんの言葉に
ガクッと項垂れてしまう。
確かに勇さんは大人っぽいし
実際私より年上の大人なんだけど…
(兄妹に見えるほど私と勇さんって釣り合ってないのかな……。)
なんて
少し残念というか
小さくショックを受ける。
「えっと……その何ていうか
仲良い知り合いというか……。」
「…え、じゃあデート?」
そんな風に思いながら
私がそう答えると
要くんは少し驚いたように
目を丸くしながら
私にそう尋ねる。
そして何度か、
私と勇さんを見比べた。
「で、デートというか何というか……!
い、一緒に遊びに来てる……です…。」
「………何か意外だなぁ。」
「え?」
「いや、何かさ
北澤の好みってあぁいうタイプなんだなぁって思ってさ。」
「た、タイプ……っ?!」
要くんは私にそう言いながら
ジッと勇さんのことを見つめる。

