「何食いたい?」
「あ、えっと……。」
食事が出来るエリアまで歩いて
周りを見ながら、2人で
どこに入ろうかお店を探す。
特に何が食べたいっていうのが
あるわけじゃないんだけど…。
(勇さんがの好きなものないかな……?)
勇さんの好物といえば
ラーメンとグラタンと───
「……あ!勇さん!」
「ん?」
「ナポリタン!あっちにナポリタンありますよ!」
私はそう言って
勇さんの手を引いてそのお店の前まで駆け寄る。
洋食屋さんで、
ナポリタンやオムライス
ハンバーグなど、色々出しているみたいだった。
「勇さん、ここにしましょう!
勇さんの好きなものたくさん置いてありますし。」
「…お前は良いのか?ここで。」
「はい!もちろん!」
私がそう返事をすると
勇さんは小さく笑みを浮かべて
お店の扉を開ける。
私もそれに続いて中に入って
店員さんに案内された席に
向かい合わせで座った。

