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(……ん……あれ、私…本当に寝て…?)
それから少し経ち
私は段々と意識が浮上してきて
ゆっくりと、目を開ける。
光が目に飛び込んできて
何だか少し眩しい……。
「…………え?」
そう思った刹那
私は目を開けて
思わず、そんな声を小さく出した。
寝てから本当に少ししか経っていないのか
まだ外は明るく、
もちろん人も全然まだ多い。
(っ………!?)
けれど
私が声を上げた理由は
そんなことではなく────
すぐ間近にあった
彼の───瞳と、目が合ったから。
「……っ…勇、さん……?」
「………。」
どうして
目を開けると 目の前に
勇さんの顔のどアップが……っ?
それもまるで
今にもキスをしそうなくらい……近い。
私はその状況に目を見開いて
彼の目をまっすぐ見た。
何……この状況……?

