好きって言ったら、どうする?











…本当に、王子様みたい。







見た目は少し強面だけど、
私にとってみたら…本当にかっこいい

白馬の王子様───。











「……どうかしたか 柑奈?」

「えっ。」











───やばい。






そんなことを考えていたら
つい勇さんに見入っていたらしく、

本人とバチッと目が合って
そう尋ねられる。







うわ、恥ずかしい……っ!








私は咄嗟に顔を逸らして
横に頭をブンブン振った。




勇さんは不思議そうに 私の方を見る。











「…め、目が回っちゃいますねコレ!
あー次のジェットコースター楽しみだなぁ ははっ。」

「…? そうだな。」










私は誤魔化すようにそう言って
不自然に笑った。


何だか恥ずかしくなって 勇さんの顔が見れない。









(あぁもう、私意識しすぎ……っ。)










勇さんのこと見すぎだし考えすぎだし本当に言動が朝からおかしいよ……っ!



もっと自然にしたいのに…。









私はそう思いながら
勝手に隣の勇さんの存在にドキドキして

落ち着かない時間を過ごした。