───そしてそれから数日後
ついに
待ちに待った当日がやってきた。
約束の時間より、30分前に到着して
私は待ち合わせの場所にポツンと立つ。
(わぁ…!緊張する…!!)
前日にカナと一緒に最終チェックをして
準備は予定通りばっちりではある。
服装は、可愛さのあるカジュアルコーディネート。
カナが考えてくれたおかげで
動きやすいけれど、十分デート服っぽい格好に完成した。
髪型は、ポニーテールだけど
毛先は巻いてあって ガーリーなシュシュもつけてある。
メイクも薄めのナチュラルにした。
我ながら、自分史上最高の出来だと思うし
こんなに事前準備を念入りにやったのは初めて。
だからきっと問題ないとは思うんだけど…
(───でもやっぱり不安!)
待ち合わせの駅前で待ちながら
不安と緊張で押し潰されかける。
カナと新しく買ったもので
タグが付けっぱなしなのがないか
もう1度確認。
メイクが崩れてないか携帯で確認。
時間間違えてないかメモを確認───。
そんな風に
勇さんを待つ間に
何もないことを確認しまくっていると…
「────柑奈。」
「!!」
ついに───
待ち遠しかった彼の声が聞こえた。

