好きって言ったら、どうする?









俺の返事を聞いた金田は

隣に立って
こっちを横から見上げながら




いつものように話しかけてくる。









「今日めっちゃ寒いなぁ。
雪でも降るんとちゃう?」

「あー、なんかそんなこと言ってた気がすんな。」

「え、ほんまに?!」









俺の言葉に
そう言って目を見開く金田。







今朝のニュースで言ってたような気がする。



俺も一瞬 嘘だろ とは思ったけど。









「今年はホワイトクリスマスかもな。」

「…なんてこっちゃ……。」









雪降るんかぁ…、と



金田は空を見上げながら
白い息を吐いて

そう 小さく呟く。









「…つかお前、誰と待ち合わせしてんの?」

「え?」

「新しく彼氏でもできた?」









俺がそう尋ねると

金田は一瞬ピクッと反応を見せた。









……?









図星なのかと思いながら
金田の様子を横目で見るが

表情があまり見えない。






少し黙る金田に
どうしたのかと思っていれば…









「誰やと思う?」

「…は?」









急に そんな質問をされて
俺は思わず小さく そう声を漏らした。







誰だと思う、って…









(んなの分かんねェし……。)








俺は初めそう思ったが


こうやって質問してくるってことは
俺の知ってるやつなんだろうと思って





少し考えてから

数人…大学の奴の名前を出す。