好きって言ったら、どうする?










─────そして





それから1時間少し経った頃。






セッティングが終了して
ひと段落すると同時に


ガラガラ、とお店の扉が開く。









誰かと思ってそっちに視線を向けると



外から
知らない男の人が数人、お店に入ってきた。






そして


勇さんと愛理さんの姿を見ると
片手を上げて挨拶をする。











「うぃーっす、遅れてごめんねーっ。」

「あれ、もう準備終わっちった?
ごめんなーバイト終わんの遅くて。」

「ん?そこの女子高生はバイトの子?」










そう言いながら

お兄さんたちは
ゾロゾロと中に入ってくると




2人に挨拶を済ませてから


見慣れない私に気づいて
じっと、こちらに視線を集めた。







すると
その言葉を聞いた勇さんが


静かに厨房から顔を出す。












「そいつ俺の知り合い。
まだガキだから絶対酒飲ませんなよ。」

「あ、バイトじゃねーんだ?
俺たち勇と金田の友達っす。よろしくね。」

「あっ…、初めまして。北澤柑奈です。」










こちらこそ、と


少し緊張しながらも挨拶を返すと


お兄さん達は準備の整ったテーブルに
次々に座り始めた。









勇さんの友達なだけあって

皆さん、少し見た目がやんちゃ。





もしこれが勇さんの友達で無かったら

絶対に近づけないような迫力。