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「────では今日はこれで終了。
明日はこの続きから始めるぞー。」
そう先生が言うと同時に
起立ー、と号令がかかって
学校と同じように 先生へ一礼する。
そして授業が完全に終わると
生徒たちはバラバラに動き始め、
グループごとに集まった。
「ねぇ要くん、これってどういうこと?」
「ん?あぁ、そこはね───」
そしてグループで集まっている時に
私はさっきの授業で分からなかった部分を
要くんに質問する。
要くんは頭も良いから
私は分からないものがあると、
いつも頼りにして 質問をしていた。
(………要くんって何でも出来ちゃうんだなぁ…。)
私はそんな 隣の要くんを見て
心の中でそう思う。
隣には 私が渡した問題を眺めながら
その答えを考えている、要くんの横顔。
肌も綺麗で、鼻筋もスッとしていて
目も切れ長だし
まつ毛も
影が出来そうなほど長くて───
本当、美形だなぁ………。
「………北澤。」
「え?」
そう思っていると
ふと私の名前を呼んだ 要くん。
私はそれに返事をしながら
彼を見つめると
要くんは小さく フッ、と笑みを零しながら
チラッと
横目で私の方に 視線を向けた。

