「北澤さん、要どう?
今なら絶賛彼女募集中だよこいつ。」
「だーーーっ!もうやめろってば!
北澤、冗談だから気にしないで!!」
男子たちが私にそう話しかけると
要くんはその子達を怒りながら
私の方へ顔を向けて
顔を赤くしたまま、私にそう言った。
(ははっ、要くん可愛いなぁ。)
私がそんな要くんの慌てる姿に
思わず ふふっ、と笑みをこぼすと
それを見ていた要くんが
少し拗ねたような顔をして
男子たちから離れて 私の方へやって来る。
「今笑ったな〜っ。」
「ふぇ?!ひぃぃっ!」
そしてそう言うと
要くんはまだ少し赤い顔で
ムスッと拗ねた顔を浮かべて
私の頬を いーーっ、と引っ張ってきた。
私はそれに思わず声を上げて
「ごめん」の意思を伝える。
「ん、分かればよろしい。」
「うぅ……。」
「おいお前らー、またイチャつくn──」
─────ベシッ!
と
そんなやりとりをしていた私たちを見て
男子たちがまたからかおうとすると
今度はすべて言い終わらないうちに
要くんが頭にチョップを入れる。
その姿に女子たちも笑いながら
「あーあ、やられてるよ〜」と
男子たちが要くんに怒られているのを眺めた。
「……あ、もうすぐ時間だよ!
早く教室行こう!」
「え、マジ?急げーーー!」
そんな時間を過ごしていると
授業の始まる時間が近づいてきて、
私たちは急いでアイスのゴミを捨てる。
そして皆でエレベーターへ駆け込むと
急いで、教室まで向かった。

