惑星(ほし)が僕らを結ぶから

遊園地ではたくさんのアトラクションに乗ったり、入ったりした。

そして、最後に私たちは観覧車に乗った。

「あのさ、雪ちゃん。」

「なに?」

「雪ちゃんって喧嘩強いの?」

「えっ、いきなりなんで?」

「いや、クラブではじめて会った日
僕、雪ちゃんがナンパしてるヤンキーを殴ってるのみてさ、、、」

「あっ、あぁー」
私はとても恥ずかしかった。

(あれ、見られてたんだ。)

「なんかすごいかっこよくってさ、
それにすごい衝撃的で」

「うっ、うん…」

「でも、そういうところを知れたから、
僕は雪ちゃんのこと好きになったんだよ。」

「えっ…?」
あれだけ言ってもらいたかった言葉なのに、
いざ言われると照れくさかった…