「すごい! とっても綺麗だ!」
僕はそう言った。

「でしょ。
先生に見せたくって連れてきた。」

「えっ、僕に?」

「うん、だって、先生最近悩んでるみたいだっからさ。ここに連れてきたら喜んでくれるかな?って思って。私もよく嫌なこととかあったらここに来てたから。」

「あっ、ありがと!」

「あっ、い、いいよ…
でも、あの離してもらえますか?」

僕はうれしくって雪に抱きついてた。

「ごっ、ごめん!」

「べっ、別にいいよ。」
雪はそう言いながら、顔を赤くしていた。

可愛いと思った。 そして
「あのさ、雪ちゃん
僕とつき合わない?」 と僕は言った。

「えっ、、、」

「あっ、ごめん…
また変なことしたね… 僕。」

ダメかなって普通に思ってた。

「いっ、いいですよ…」

「えっ、ほんとに?」

「うん、、、」

そして、僕たちは結ばれた。
正直に言うと、僕はかなり前から
雪のことが好きだった気がする。

「あっ、ありがと。
あと、雪ちゃんのおかげで悩みも解決したよ。」

「えっ、ほんとに?」

「うん、ホントに。 ありがとね。」
そう言って僕はもう1度抱きしめた。

「じゃあ、もう少し見たら帰ろっか!」

「あっ、うん。 帰りも送ってくね。」

「ありがとう。あっ!」

「えっ、なに?」

「そういえば、
雪ちゃんの手冷たかったなって思って。」

僕は雪の手を握って、
自分のポッケの中に入れた。
そして、また、星を2人で見たのだ。