惑星(ほし)が僕らを結ぶから

僕はあの日以来、色々と悩んでいた。

自分は将来何をしたいのか、
なんの為に大学に入ったのかとか。

そしてクリスマス当日。

僕は塾で生徒に授業をしていた。

宏介が文句を生徒に言いながら、
授業をしてるのが聞こえて、面白かった。

僕も仕事が終わったら、お酒でも買って
家で飲むかと思っていた。


「お疲れ様でした。」

僕はそう言って塾を出ると、
意外な人が塾の前に立っていた。