惑星(ほし)が僕らを結ぶから

その後、
僕は時間がある金曜日を見付けて
雪たちのいるクラブに行った。

クラブに行くとさやかがいた。

「おっ、星矢くん」

「どーも」

そして、僕はさやかと話しはじめた。

「星矢くんって彼女とかいないの?」

「えっ、なんでですか?」

「いや、わざわざ金曜の夜にここ来るなんて暇なのかしらって思って。
でも、いかにもモテそうよね。」

「ははっ、まぁ。」
僕は自慢ではないが、
女の子に困ったことは無かった。

「へぇー、否定しないんだー。
まぁ、身長高いし、可愛い顔してるもんね」

「そういえば、さやかさん と れんさん って
いくつなんですか?」

「あぁー、私たちは2人とも
21歳 一応大学4年生よ。」

「えっ、じゃあ就活で忙しくないんですか?」

「それは、いいの。
私たち就職するつもりないから。」

「えっ?」

「私はこの店を経営していくつもりだし。
れんはDJで結構稼いでるらしいから。」

「あっ、なるほど」