抜けてる王子と、白雪姫




ま、そんなとこも可愛いんだけどね……。





ん?





可愛い……?









「……林檎?」





「な、なによ……」





「ありがとう。本当に、ありがとう。



林檎のこと、好きだよ」






「……!? 」





「まあ、家族としてだけどね♪」








んー……、やっぱそうだよね。






きっと、八は、恋という単語を知らないだろう。




聞いてみるかな……。





「ねぇ、八」




「ん?なに?」






ニコッと笑う八。





ードキッ。





やっぱり、八の笑顔にドキドキするよ……。











「八はさ……、恋したことある……?」





「こい……?」





うん、わかってないな。わかってたけど、うん。








「いや、いいよ。きにしないで」