「おまえはなんて名前なの?」 「…えっと、吉田 りな……です」 隣の席に座った森谷君に急に尋ねられて、どもってしまう 「吉田さんか…よろしく」 私は柔らかい笑顔で差し出してきた彼の手を握りかえした 「よろしく」 その手は少しヒンヤリとしていた