2ヶ月記念日――… 「わ〜っ!キレイだね!」 「ちょっとまだ寒いな。」 春の終わり、まだ肌寒い夜に…海を見にきた。 「いいよ、ありがとっ!彼方と来れるだけで幸せ。」 まだ慣れない名前で呼ぶ。 上着を私に貸してくれた君は、くしゃみ。 優しい…ね。 「―――…雪…?」 「――――え…?」 チュッ… キレイな瞳が眼前に迫ったのも束の間、柔らかい彼方の唇が、私と重なる。 ファーストキス。