「ごめんね、黒瀬くん……」 「謝られるのも傷付きますよ」 「あああ、ソウダヨネ……」 「今日は一緒に帰りたいです、」 「うん、」 真っ直ぐだなあ。真っ直ぐで眩しくて、キラキラしてる。少女漫画に例えたら間違いなくヒロインが恋するヒーロー役。私は頑張っても脇役Aだ。 「じゃあ、また放課後に」 「うん、バイバイ」 どうしてあの子じゃなくて私なんだろう。もっとうまくパズルのピースみたいに恋心がうまくハマれば、世界はもっとハッピーになれるのにな。