俺は起き上がり、野球ボールを握った。


なんか、めっちゃ久しぶり。


でもなんか小さいな…


「あの、野球はお好きですか?」



突然聞こえた声に俺は周りを見渡した。



すると、後ろのフェンスをこえて立っている1人の少女がいた。



黒髪のロング。真っ白な肌。



「誰だ、お前。つか、そこ危ねぇぞ。」



すると、少女は振り返りぱっちり二重とピンク色の唇を見せ


「私は、外崎あゆ」

って言ってニコリ笑った。


「あっそ、つか、そこに立って死ぬ気か?」