パチッ
見慣れた白い天井
身体に繋がれたたくさんの管
またここに来ちゃった
ん?手を誰かが握ってる
「りゅ…う…くん?」
バッ
「苺!ごめん 強引にでも休ませればよかった…」
私が我が儘を言ったからなのに。
なんで龍君が謝るの?
「龍君の…せいじゃ…ない!あたしの…わが…まま」
「あ、ナースコール …。あの目覚めました はい お願いします」
ガラッ
「苺、目が覚めたんだね。朝の発作から来てる熱だから」
「そう…な…の?」
「久々の発作で身体がびっくりしちゃったんだよ」
1ヶ月ぶりくらいだったもんなぁ…
「苺の呼吸が安定したらすぐ退院できるよ」
よかった
3日くらいで退院できそう
「今はゆっくり休んで」
フルフル
つい首を横に振っちゃった…
「苺、今日は俺ここに泊まることにしたよ。苺が寝ても隣にいられるから発作が起きたら気づくから大丈夫だよ」
ほっ
龍君はやっぱりすごいな
私の不安を感じ取ってくれた
「手握っとくから オヤスミ」
スゥ
吸い込まれるように私は眠りについた
────────
龍side
早いなっ
それだけ熱があるってことか…
「大和さん 苺熱何度あるんですか?」
「38.9℃ できるだけ苺の力で下げてもらいたいんだけど 今回は薬に頼るか…」
そう言って大和さんは解熱剤を苺の点滴に入れた
「じゃ なんかあったら呼んで」
ガラッ
強くならなきゃ
この可愛いお姫様のために
