君と音色を奏でよう

「栞里〜」

「悠莉(ゆうり)、おはよ」


葉の色が緑色になった6月

全然話せない私でも同じクラスで同じ部活の子と友達になった

悠莉とは、性格が正反対

でも、どことなく馬が合うせいか仲良くしてる



「にしても暑いね〜」

「体育祭の日はもっと暑いってよ」

「マジで?そう考えると選抜されなくて良かったかも」

「3年生が人数多いからね」



学校の正門の近くまで顔見知りの人や同じクラスの人も何人かいる


「お〜い」
すると、横にいた悠莉が手を振る

前にいた2人がこっちを向く


同じクラスの一ノ瀬くんと東条くんだ



「おぉ〜、おはよ」
「おはよ、2人とも」

一ノ瀬くんと東条くんと合流する


「今日暑いな〜」

「体育祭の日はもっと熱くなるらしいよ」

悠莉が得意気に言う

悠莉は誰とでも話せるけど人と話すのが苦手な私にはちょっと参加しづらい