2度目の初恋




3話  ついに。


「ただいまー、そこの人だれ?」


即急にきたー(汗)


「佐原体育の町田 ゆいです。」


「ふーん、偵察!?佐体が!?」


「あっ、用件聞いてなかったね、」

そうだ!言わなきゃ!



「あの…昨日運ばれた??ん

 ですよね??バス停から」


「あー、なつめが運んだんだよ。

 なつめ、女子に呼ばれてて

 俺に『あっちに、女の子が

 倒れてる。後で行くから、

 大和公園に運んでて。』

 って、俺にいってきたの!」



はぁ、なつめくんが、、




「な、なつめくんありがとう!」




ん?でも、まだ解決してない。



「なんで家知ってたの??」


「!?……鞄に書いてあった」




鞄に??書いたっけ…
ママが書いたのかな。

「そうだったんだ!

 すーっきりした!!」


そんなこんなでもう、3時。


「帰んなきゃ!バイバイ!」


「俺、送ってくよ。」

えっ、なつめくん!?


「いーよいーよ!すぐそこ

 だから!部活あるでしょ!」


「もう終わるから、4人で

 帰ろーぜ!!」


さゆやくん…



「そーしましょ!」

えれなちゃん…



この暖かさ。初めてじゃない。
だめだ、思い出せない。


「終わったわ。」

えれなちゃんは、マネだから
早く終わったみたい。


「ごめんね、えれなちゃん」


「いいんだよ。私達が一緒に

 帰りたいだけだから!」


ずきっ!痛。頭が…
ふっ、何か一瞬画像がみえた…?
帰り道、、、


「…い…ん」


「…ゆいちゃん!」



はっ!我に返る。エレナちゃんも
さゆやくんも、なつめくんも心配
している。


「…ごめん。なんか、、。」







「無理するなよ、かえろーぜ。」


言い表せなくて困っていた私を
なつめくんの1言が救った。




「ママ!ただいま!!」


ママに言わないで出かけた
から怒ってるかな…?


「ゆい!?どこいってたの?」


心配…してたんだ。


「ごんなさい。部活の

 偵察にいってたの。」


ホントの事言ったら絶対
怒られる。


「そう…1言いってよね!」

いつものママにもどった!


「あ!友達もできたよー

 えれなちゃんとさゆやくん

 となつめくん!!ちょーー

 いい人なの!!」 


「…!?」


?ママの様子が変…
どうしたんだろ、








「まぁ、向こうも記憶

 ないし、大丈夫よね。」



「??ママなんかいった??」



「なにも!よかったわね!」


「ママ、後から大事な電話

 するからリビング来ない

 でね。」



「うん!」


やっぱりママ変…!!

…電話、、、




数時間後ママは、どこかに電話 
をかけた。



「もしもし、……さん!

 聞いた?あの子たちが

 再開したって………」

再開!?


その後は寝てしまってよく覚え
てない。けど、秋、春という単語
は完全に聞こえた。



朝、私はえれなちゃんに
メールした。
実わ一緒に帰ってたとき交換した
のだ!



『えれなちゃん!』



『ゆいちゃん!なあに?』



『私達昨日初めてあったよね?』



『うん、そうよ!』



だ、だよね、絶対にそうだ!

『ごめんね、ありがとう!』


こいゆうときは!!


プルルルプルル


「ゆい!どーしたの??」


さきにそうだん!!


「さき!今から会えない??」


「会えるけど…」


「直接話したいの!」


「うん!わかった!」