2話  謎解決?


今日は土曜日。昨日の他校の生徒
が運んでくれたのでわと思い、今
その高校にいる。


「す、すみません。」


「はい。」


「昨日ここらへんで他校の女子生徒と

 帰っている人みませんでした??」


一か八か、部活中の人に聞いてみた。


「あー、もしかして、さゆくんファン?」

「だったらねー、あの掲示板見てみて。」


さゆくん??ふぁん??

「あっ、ありがとうございます!」




え!?あれが掲示板!?
女子生徒の集まりで文字1つすら
みえない!

「すみません、すみません、通ります~」


!?

「さゆくん、ついに恋人か?」
「どーゆーこと!?」


「あら、あなた、今知ったの?」

お嬢様系で気の強そうな女の子に
言われた。

「はい、どーゆーことですか??」


「あのね、さゆ様がね昨日他校の

 女子生徒と一緒に帰ってたのよ、」


さゆ様!?女子生徒ってわたし!?


「そんなに固まるほどさゆ様

 が好きなのね。」


??あっ、


「まぁ、」




「あなた、ここの学校の生徒

 じゃないわよね?」


「はい、佐原体育高校です」

「佐原そんなエリート校に!!」
「何部なの!?」

「陸上部です」


そっか、佐原って体育系では
エリート校なのか!


「種目は?」


「走り高跳びです!」



「完璧ですわ!」

なにが!?走り高跳びが??


「実は私さゆやの妹なの

 話をしていたけれど、さゆや

 のファンではなさそうだし、

 嘘は付けなさそうだから
 
 佐原の話しもほんとね。」


げっ、、すごい、あたってる。
えっエスパー


「で、ね。さゆやと勝負して

 欲しいの」


「さゆやね、今いない。

 ドリンクの買い出し。」


「な、なつめ!?」


なつめ??陸上部の人かな…
身長デカ!?


「ねね、俺と先に勝負しよ」


か、可愛い。高身長なのに、可愛い。

「いい??」


「はい!今日跳んでないのでup

していいですか?」


「うん、てか敬語いらんくね

 ?俺らタメじゃん。」


私学年言ったっけ??まぁいーや。


「うん、わかった。」


そうして私はupを終えた。

「アップ終わった。」

「おっけ」

「えれなー、チェックして。」


さっきの女の子えれな、って
いうんだ。


「はいはーい」


「じゃあさ、180から、どっちかが

 ひっかかるまででいい??」


「いーよ!」


189㎝までいった。

「カラン」

なつめくんはひっかかる。

タッタンタタンタ

「シュッ」

成功。やった!


「私の勝ちだね!」


「くそっ!ちっこいのに、、」


「ちっこい!?なつめくんが

 でかいんだよ!」


「何㎝?」

身長…言いたくないな。
確かに高校生にしては小さいし。

「158㎝」

「ちっけー!小さいし。

 俺と、30センチぐらい差がある。」


なつめくんは笑っている。
口さえなければ可愛いのに。








「おかえり!お兄ちゃん!」

お兄ちゃん?さゆやくん帰って
きたのか。