今日学校に行って分かったんだ。


本当にもう別のところにいて、


当たり前のように会っていた君とはこんなに容易く関係が絶つこと。


叶わない恋だった。


そんなの分かってたけど、諦められなかったの。


ただ君を見ているだけでよかったのに…


転勤……


そんなもので引き離された。


愛しい名前を呼んでみる……


「隼人(hayato)……」


静かな部屋に私の声が響く。


「隼人がいない学校はつまんないよ…」


伝わるはずもない思いを呟いた。