なんだよ、それ。 意識が戻るのは麗奈次第? そんなもん、戻るのか全然わからねーじゃねーか! 「仕方ない。 回復を待つしかないのか。」 麗奈の両親は、行ってしまった。 その二人の背中からは、 もう諦めかけてるオーラを出していた。