♡君の心は涙色♡


ツーンと鼻を刺す消毒の匂い。



「…ん。」



私は目を覚ます。




「麗奈っ!!」



そこにいたのは、家族とあかりと千景くんだった。




「よかった!


目が覚めたのね!」


お母さんは号泣していた。