ただ一つ不満とかを言うならば、まだ美月には会えていない。本当は会いたいけど、しょうがないか…

この広い世界のどこかにいるのは確かなんだけど、その中からたった一人探し出せるのか、と聞かれたら答えは『無理』なんだ。

でも、もしかしたら私の本当の目的は、美月に会うことではなくて、美月を助けることだったのかもしれないね。


美月がこの世界のどこかで生きているなら私はそれでいいや。

私は今日も、この気まぐれな日々という道を歩いていく。